プレスリリースの活用

新商品、新サービス、開発などのニュースをマスコミに対してお知らせを行う活動をいいます。
またそのために配布する資料のこともプレスリリースと言います。
マスコミはプレスリリースを読んで
読者や視聴者に「伝える価値」があると判断すれば記事に取り上げてくれます。
広告ではなく記者の視点で書かれた記事は、
客観的な第三者の意見であり信頼性も知名度もぐんとアップします。
費用をかけずに事業をアピールできる絶好の機会なので積極的に活用しましょう。
ただし、何でもかんでも記事に取り上げてもらえるわけではなく、
プレスリリースの書き方が重要なポイントとなります。

プレスリリースのカタチ

 ・A4用紙2枚まで
 ・要点が一言でわかるタイトル
 ・横書き
 ・です、ます調
 ・3〜4の段落にまとめ、読みやすく
 ・大事な内容から先に書く
 ・商品スペック、特長などは箇条書きで
 ・参考資料などは2枚目以降

1、伝えたいことは?

プレスリリースの目的は一つに絞ります。
欲張っていろいろ書きすぎると記者の関心の焦点が定まらないため逆効果になります。

2、ニュース性はあるのか?

その案件に優位性、新規性はあるか、良く検討してください。
何でもかんでも情報発信するとマスコミ側の心象もよくありません。

3、媒体を選ぶ

BtoB商品ならビジネスマンが読んでいる業界紙、経済紙を狙いましょう。
BioC商品なら一般生活者が対象になるので一般紙、雑誌、テレビ局を狙いましょう。
対象となるユーザーの興味を引くニュースリリースの内容としましょう。
また、新聞・雑誌・webなど、目標とする効果に応じたメディアを選択しましょう。

4、紙面、企画を選ぶ

媒体だけではなく、紙面も選びましょう。
新聞は分野やテーマごとに紙面が分かれていて、それぞれに担当者がいます。
紙面や企画の趣旨や目的に合ったプレスリリースを書く事で、採用されやすくなります。

5、自社で書く

PR代行会社や広告代理店がプレスリリースの作成代行を有料でやっていますが、
中小企業こそ自社でやるべきです。
プレスリリースは上手な文章である必要はありません。
自社で発信する姿勢を見せるほうが記者への好感度は高くなります。